京甲冑 佐治|京都武久 寛宗 智尚 鎧・兜・五月人形製作

[ 京甲冑 佐治 ]
京都武久 寛宗 智尚

初代・平安武久の理念を追求[京甲冑 佐治]京都武久 寛宗 智尚

京都千二百年の時を経て、歴史が育んだ最高の素材と技法で最高峰と言われる【京甲冑】。その製作には700~900個にもなる多くの部品が使用され、製作の基本となる本体の金属素地をつくる金属工芸に加え、西陣織の金襴、縅糸の組紐、その他に金具類の製作や金箔、木彫、指物など京都の伝統的な素材と工芸が随所に組み込まれています。このように細かな部品を受け継がれた心と技で、甲冑としてひとつにまとめ上げるのが甲冑師の仕事です。

[京甲冑 佐治]京都武久 寛宗 智尚は京文化を背景に生まれ育った「京もの」である雅やかな【京甲冑】を、豊富な知識と工芸技術で製作し、日本の伝統文化を守り続けています。

京の名匠としてのこだわり

[京甲冑 佐治]京都武久 寛宗 智尚は、初代・平安武久から受け継いだ知識、技術を伝統工芸士として正しく継承していくことはもちろんですが、作品をたくさんの方々にしっかりと鑑賞いただくことはそれ以上に大切なことだと考えています。甲冑は正面からご覧いただくことが基本ですが、兜の後ろ側の組紐の色合い、金属の曲線美、横から見た金襴や金箔の輝き、鎧の細かな部品に至るまで多くの見所が隠されています。

わたしたちのこだわりは作品を製作するだけではなく、手にされた方と一緒に文化を育んでいくことにあります。節句の時期にお飾りいただきお祝いする以外にもその機会があればと、鎧や兜がお子様の安全と健康、健やかな成長を見守る意味からもご家庭の身近な場所にいつもお飾りいただくことをお奨めしています。

節句がかつて歴史の流れに合わせ、菖蒲を摘んで邪気をはらうという行事から、武を重んじる「尚武(しょうぶ)」にかけて尚武の節句として変化したように、さらに、江戸時代にはこの風習が男の子の節句として全国に広がっていったように、柔軟で斬新な考え方で新しい文化を生み出すことも必要とされるのです。この京都には古くからのものを守りながら新しい考えを学び取り入れる土壌があることも忘れてはなりません。

伝統工芸士

「伝統工芸士」は国家資格です

日本の伝統工芸品は世界でも非常に高い評価を得ています。日本には現在230品目以上の伝統工芸品があり、品目数・企業数・従事者数が最も多い京都で[京甲冑 佐治]京都武久 寛宗 智尚の佐治 完三と佐治 久輝は伝統工芸士の資格を取得し「京人形 伝統工芸士」として活動させていただいています。

「伝統工芸士」資格は、後継者不足で低迷した伝統工芸産業の需要拡大を目的に1974年に生まれた制度で、通商産業大臣認定資格から経済産業大臣認定資格を経て現在は、(財)伝統的工芸品産業振興協会が認定事業を行っています。私たち伝統工芸士は、伝統工芸の保存、技術・技法の研鑽に努め、さらに後世へと伝えるさまざまな活動に参加しています。

[京甲冑 佐治]京都武久では以下の資格認定を受けております。

  • 三世代にわたる京都の伝統工芸、日本文化への貢献に対して京都府より贈られた表彰状
    平成十七年
  • 経済産業大臣認定 京人形伝統工芸士
    平成二十二年
  • 通商産業大臣認定 京人形伝統工芸士
    平成元年
  • 京都府知事指定 京もの認定工芸士
    平成二十一年
  • 「京の名匠」京都市伝統産業技術功労者
    平成二十二年
  • 瑞寶單光章授与
    令和二年

端午の節句

五月五日はこどもの日

節句は、日本の暦において、伝統的な年中行事を行う季節の節目の日を意味し、心豊かに暮らせることを楽しみ、お祝いする記念日として日本の文化・風習として古くから全国各地で行われてきました。

節句は一年を通してあり、一月七日の人日(じんじつ)、三月三日の雛祭りを上巳(じょうし)、五月五日のこどもの日を端午(たんご)、七月七日のたなばたを七夕(しちせき)、重陽(ちょうよう)九月九日で五節句と言います。

五月五日のこどもの日は、男の子の節句[端午(たんご)の節句]として甲冑や鯉のぼりを飾り、柏餅やちまきを食べ、大切な子どもの健康や安全、健やかな成長に願いを込めてお祝いします。

経 歴

[京甲冑 佐治]京都武久 寛宗 智尚

  • 京都・二条城
  • 智尚 創始者 (享年87)

京人形 伝統工芸士
佐治 完三のあゆみ

昭和二十三年、京都二条城の所司代跡にて、初代・平安武久(佐治久三郎)と母、知(智尚創始者)の三男として生を受けます。幼少期より京甲冑製作の総本山とも言える環境で感性を磨いてきました。若年期から父と母の影響を受け様々な伝統工芸技師、工業技術に興味を持ち、金属加工、彫鍛金、金属塗装など多くの職人に師事しました。その後、初代・武久、京都市伝統産業技術功労者受賞の智尚に師事し、伝統の技とその心得を習得した後の平成元年に当時の通商産業大臣より京人形 伝統工芸士に認定されました。平成八年には[京甲冑 佐治]京都武久の前身となる[工房阿世利亜]を設立し、京都武久 寛宗として活動を開始。京都府伝統技術コンクールを始め、数々のコンテストで高い評価をいただきました。平成二十二年 「京の名匠」京都市伝統産業技術功労者の認定を受け、令和二年には瑞寶單光章を授与。現在は[京甲冑 佐治]京都武久 寛宗 智尚として、妥協を許さない姿勢と情熱で京甲冑の極みへと一層の鍛錬を続けています。

●平成元年 通商産業大臣認定 京人形伝統工芸士
●平成二十二年 「京の名匠」京都市伝統産業技術功労者
●令和二年 瑞寶單光章授与


京人形 伝統工芸士
佐治 久輝のあゆみ

昭和50年、京都にて[京甲冑 佐治]京都武久 佐治完三の長男として生まれます。父がそうであったように幼少期より京甲冑製作の世界の中で育ち、自然に京都の習わし、文化の知識を身につけます。若年期より伝統工芸に興味を持ち、平成八年に父、佐治完三と祖母である智尚の元、甲冑製作に従事します。平成平成二十年「京の若手職人総合技術コンクール」に入選するなどした後の平成二十一年には伝統の技とその心得習得が認められ「京都府 京の若手職人 京もの認定工芸士」に、平成二十二年には経済産業大臣認定の「京人形 伝統工芸士」に認定されました。現在は[京甲冑 佐治]京都武久 寛宗 智尚として、甲冑の伝統を守りながらも、新しい価値の創造、伝統産業の活性化をめざして日々努力を重ねています。

●平成二十一年 京都府知事指定 京もの認定工芸士
●平成二十二年 経済産業大臣認定 京人形伝統工芸士

会社情報

京甲冑 佐治

鎧・兜・五月人形製作

工房 〒602-8163 京都市上京区下立売通千本東入田中町465
電話・ファックス 075-822-0139
メール 

◆ 通商産業大臣認定京人形伝統工芸士
◆ 「京の名匠」京都市伝統産業技術功労者
◆ 京都府知事指定京もの認定工芸士
◆ 瑞寶單光章授与

● 京人形商工業協同組合会員
● (社)日本甲冑武具研究保存会会員
● 京都工芸研究会会員

動画:武久寛宗 京甲冑・兜の製作工程紹介【工芸技術・伝統文化】京甲冑 佐治
https://www.youtube.com/watch?v=vrJZ97AuOxQ

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